「失語症デイサービス はばたき」の想い
失語症の方の願いは、「一人前の大人として認めてほしい」「私のことを分かってほしい」「少しでもよくなりたい」の3つだと言います。
デイサービス「はばたき」は、この3つの願いを介護保険を活用して叶えていくために生まれました。
ここでは、「言葉が不自由なのは当たり前」なのですから、何の気兼ねも心配もいりません。
よき理解者たちに囲まれて、会話の楽しさを心から味わいましょう。そして、言葉の練習も続けましょう。
この小さなデイサービスが、言葉の不自由な方たちにとって安らぎと飛躍の場になりますようサポートしてまいります。
活動の基本ACTIVITY
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「仲間作り」
利用者様同士の人間関係が深まり、思いやりや助け合いに満ちています。
信頼できる仲間たちと価値ある時間を過ごせます。
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「会話がごちそう」
言葉の障害があっても楽しい会話はできます。活動のあらゆる場面で会話と笑いが溢れています。
主な活動MAIN ACTIVITY
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AM
- グループワーク
- 体操・会話練習(挨拶・体調確認等のやりとり)
- 自己紹介(名前・住所・テーマに沿って考える課題)
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PM
- 趣味活動・レク活動・個別訓練
- 囲碁・将棋・トランプ・書道・畑作業…etc
- 自己紹介(名前・住所・テーマに沿って考える課題)
グループワーク
仲間づくり・人間関係づくりが基本
一番重度の方に合わせたプログラム・進行をします。
グループワークの内容
- 様々な手段を使って伝達する。「伝わった」という体験を積み重ねていく。
- その人らしい考えを引き出す・展開させる。
- 間の力を活用する。個別訓練の延長ではなく、仲間同士の相互作用を促していく。
- 利用者が活動の主体となるような課題を出します。
POINT
- 皆が理解できているか、参加できているかを確認。
- 口頭表出がうまく出来ない場合、絵、文字、地図、カレンダー等代償手段を使用。
- 参加者全員による推測。
- 本人の意図が伝わるまで十分に時間をかける。諦めさせない。
失語症デイサービスの良いところ
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1日を通した活動なので
時間がたっぷりある
- 午前中は集中的なグループワーク、午後は個人の好みに応じて様々な活動計画ができる。
- その場で伝わらなくても帰宅までに解決できる。
- 様々な場面の中で自然と役割ができてきます。
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週単位で
定期的に通える
- 仲間同士の絆が強くなります。
- ひとつのテーマにじっくり時間をかけ、継続した活動ができます(発案→企画→実行)
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送迎がある
送迎があります。
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いつまでも生活を
見守っていくことができる
- 障害が続くかぎり共に歩んでいくことができます。
- 卒業されてからも永いお付き合いができます。
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孤立しない
- 一人ぼっちで障害と向き合うのではなく、皆で乗り越えていけます。
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地域の相談の拠点となる
- デイサービスに来れない人にとっても支援の場になります。